私たちのあゆみ

全トヨタ労連結成から
現在に至るまでの歴史を紹介します

全トヨタ労連のあゆみ
自動車産業・
世の中の動き
1948
全日本自動車産業労働組合(全自動車)結成
1950
トヨタ自工、1,600名の人員整理
1950
日本で初めての自動車税新設
1962
全国自動車産業労働組合連合会(全国自動車)結成
トヨタ自工の労使宣言
1964
東京オリンピック開幕
1969
東名高速道路全線開通

1970

1971
自動車重量税新設
1972
全トヨタ労働組合連合(全トヨタ労連)の結成
1973
販売85組合が全トヨタ労連に加盟
1973
昭和48年度排出ガス規制実施
1973
第1次石油ショック発生
1974
秋闘、退職金を統一取り組みに
1975
トヨタ車のアメリカでの輸出車販売、初めて首位に
1977
トヨタミニマムの検討開始
1978
石油税新設
1979
「ホットタイム」「借上車輌制度」の取り組み

1980

1980
労連歌「明日に向かって」完成
1981
「チエノワ運動」を展開
1981
乗用車の対米輸出自主規制開始
1982
全トヨタ労連結成10周年
1982
トヨタ自工・トヨタ自販合併
1983
第37回衆議院議員総選挙で伊藤英成氏がトップで初当選
1983
東京ディズニーランド開園
1984
研修センター「つどいの丘」オープン
1984
トヨタ、GMとの合弁会社NUMMI設立
「秋闘」から「秋の取り組み」へ
1985
プラザ合意
1987
トヨタ・GM、オーストラリアに合弁会社設立を発表
1988
中部産政研を財団法人化
1988
瀬戸大橋開通
「販労連(CND)」が発足
1989
’89生活闘争総決起集会、「春闘」から「総合生活改善の取り組み」へ
1989
昭和天皇崩御、昭和から平成へ
1989
消費税3%実施
全トヨタ労連総合共済「ゆうゆう共済」の発足
「SGZ(ステンドグラス全ト)運動」を提言

1990

1990
「全トヨタ労連地方協議会」発足
1991
91年春の取り組み決起集会、一時金を「春の取り組み」に移行
1991
バブル経済崩壊
組合員の声を聞く「わいわいキャンペーン」
1992
第16回参議院議員通常選挙で直嶋正行氏初当選
1992
トヨタ、イギリスで乗用車組立工場の生産開始
「飛騨ふるさと村」開村式
時代のニーズを取り入れ、「新トヨタミニマム」制定
全トヨタ労連結成20周年
1993
全トヨタ労連20年史「DREAM BALLOONS OF GREEN」発行
1993
Jリーグ開幕
1993
トヨタ、豊田章一郎会長、日本自動車会議所会長に就任
1994
トヨタ、豊田章一郎会長が経団連会長に就任
1995
労連報をモデルチェンジ、「月刊全トヨタ労連」から「Z・ONE」へ
1995
阪神・淡路大震災
1995
トヨタ、先進安全自動車を発表
1995
トヨタ・日野・ダイハツが小型トラック等の相互供給に調印
1995
トヨタ、奥田碩社長就任
阪神・淡路大震災への支援活動
賃金引き上げ要求を「率」から「額」へ
1997
「荘川桜2世(飛騨ふるさと村発)」の寄贈・植樹活動開始
1997
消費税率5%へ引き上げ
1997
トヨタ、ハイブリッドシステム搭載の「プリウス」発売
1998
ライフサポート制度開始
1998
長野冬季オリンピック開幕
1999
春の取り組みで「MY21運動」をスタート
1999
EUの単一通貨「ユーロ」が11カ国に導入
1999
トヨタ、F1グランプリ参戦を発表
1999
トヨタ、張富士夫社長就任
「私たちの強み」発行
「雇用対策マニュアル」発行

2000

2000
九州・沖縄サミット開幕
2001
春の取り組みで「賃金カーブ維持分の明確化」を要求
2001
アメリカ同時多発テロ
政策シンポジウム「日本の将来をどう考える」開催
2002
全トヨタ労連結成30周年
2002
経団連と日経連が統合、「日本経済団体連合会」へ、奥田碩トヨタ自動車会長が初代会長に就任
2003
「何でも相談ダイヤル」を新設
2003
トヨタ、住宅販売会社のトヨタホーム(株)を設立
2003
地上デジタル放送開始
第43回衆議院議員総選挙で古本伸一郎氏初当選
2004
スマイル・リングキャンペーンスタート
2004
トヨタ、愛・地球博会場での自動運転システム(IMTS)の試験走行を開始
2004
新型プリウス、欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
販売労組「正月三が日問題」への取り組みがスタート
2005
愛・地球博への参加
2005
中部国際空港(セントレア)開港
2005
トヨタ、国内でレクサス店の営業開始
2006
「10の日本カイゼン計画」を作成
「総労働時間短縮3ヵ年計画推進に向けて」がスタート
2007
「健全な社会づくり」に向けた全トヨタ労連「街頭アピール集会」実施
2007
郵政民営化開始
2009
「総合雇用対策本部」設置
2009
トヨタ、豊田章男社長就任
民主党を中心とした政権交代が実現

2010

2010
全トヨタ労連総合保障共済「ゆうゆう」へ移行、新「ゆうゆう」がスタート
2010
トヨタ、アクセルペダルに関するリコールを発表。その後全世界で大規模リコールに
フィールドマンを設置
2011
東日本大震災への対応
2011
トヨタ、「トヨタ グローバルビジョン」を発表
2012
全トヨタ労連結成40周年
2012
東京スカイツリー開業
2012
トヨタ、世界累計生産2億台を達成
2013
有期契約労働者のメンバー化に向けた取り組み
2013
富士山が世界文化遺産に決定
2014
「総労働時間短縮新3ヵ年計画」を展開
2014
消費税8%に引き上げ
2014
トヨタ、水素燃料電池自動車「MIRAI」発売
2016
第24回参議院議員通常選挙にて浜口誠氏初当選
2016
マイナンバー制度開始
2016
地球温暖化対策のパリ協定発効
2018
2019年度「税制改正大綱」が発表。初めて自動車税が減税へ
2019
天皇陛下ご即位、令和に改元

2020

2020
コロナウイルス対策本部を設置
2020
新型コロナウイルス感染症の感染者を日本において初確認
2021
SDGsの取り組み促進へ
2021
東京2020オリンピックが開幕
1948
全日本自動車産業労働組合(全自動車)結成

共産主義の影響を受けた労働運動から前進し、自動車産業の労働者のための産業別単一組合が誕生。

1950
トヨタ自工、1,600名の人員整理

会社の「首切り賃下げ」の再建案に対し、組合が団交、スト、座り込み、デモなどを展開した大争議。

1962
全国自動車産業労働組合連合会(全国自動車)結成

トヨタ・いすゞ・日野の三者によって全国組織が確立。加盟組合は36組合、組織人員は3万人。

1962
トヨタ自工の労使宣言

目前に迫った乗用車の貿易自由化を乗り切るため、「労使関係は相互信頼を基盤とする」を宣言。

1972
全トヨタ労働組合連合(全トヨタ労連)の結成

オールトヨタで働く者の連合組織、74組合10万人を擁する「全トヨタ労働組合連合会」が発足。

1973
販売85組合が全トヨタ労連に加盟

全国トヨタ自動車販売労働組合協議会の労組85組合の加盟により、組織機能が強化。

1974
秋闘、退職金を統一取り組みに

統一取り組みとした退職金で、販売労組の半数の47組合が500万円を上回る成果。

1977
トヨタミニマムの検討開始

日本経済は安定成長へ。総合的な労働条件の向上を図る「トヨタミニマム確立について」を答申。

1977
70%操業短縮への対応

「70%の低操業でも利益を上げる企業体質づくり」に対し、雇用の確保と労働条件の向上を目指す。

1979
「ホットタイム」「借上車輌制度」の取り組み

製造労組の有給休憩時間や販売労組の自家用車借り上げにより、総合的労働条件の向上へ。

1980
労連歌「明日に向かって」完成

結成10周年を迎える全トヨタ労連が、団結のシンボルとして組合員から「労連歌」を募集。

1981
「チエノワ運動」を展開

働く仲間が知恵を出し合い、休日出勤ルールの確立、早時退社などを呼びかける。

1982
全トヨタ労連結成10周年

記念式典に900名が参加。前年には全トヨタ労連10年史『十年の歩み』を発行。

1983
第37回衆議院議員総選挙で伊藤英成氏がトップで初当選

ロッキード事件で衆議院が解散。伊藤英成氏をはじめ、推薦候補40名を国政に送り出す。

1984
研修センター「つどいの丘」オープン

10周年を迎えた全トヨタ労連のシンボルとして建設。組合員以外の利用者にも好評を博す。

1984
「秋闘」から「秋の取り組み」へ

総合的な生活の向上を目指して、賃金・一時金以外の労働条件の充実を図る。

1988
中部産政研を財団法人化

労働運動の研究のためにスタッフや体制を充実させ、より公益性の高い活動を目指す。

1988
「販労連(CND)」が発足

基本理念には「貴重な人生を生きる、一人ひとりの人間を大切にする」が謳われる。

1989
’89生活闘争総決起集会、「春闘」から「総合生活改善の取り組み」へ

組合員が自らの人生に夢を持ち、生きがいを感じ、主体的に生きていくために。

1989
全トヨタ労連総合共済「ゆうゆう共済」の発足

総合的な共済制度で、不時の備えの負担軽減や共済活動を通じた組織の強化を図る。

1989
「SGZ(ステンドグラス全ト)運動」を提言

加盟組合の魅力づくりと価値観の多様化に対応した、新しい組織と活動のあり方を検討。

1990
「全トヨタ労連地方協議会」発足

地方行政に対する働きかけなど、より全国的な視野に立った活動基盤の確立へ。

1991
91年春の取り組み決起集会、一時金を「春の取り組み」に移行

バブル景気の冷え込みに対応し、労働条件の一括解決へ。ほぼ全組合で同時回答を引き出した。

1991
組合員の声を聞く「わいわいキャンペーン」

組合員とのトーク活動や政策討論集会、アクションプログラムの作成などを展開。

1992
第16回参議院議員通常選挙で直嶋正行氏初当選

50.27%という史上最低の投票率に終わるも、民社党は比例代表で3議席を獲得。

1992
「飛騨ふるさと村」開村式

豊かな自然と自由時間のゆとりを体感できる、組合員の「第2のふるさと」として。

1992
時代のニーズを取り入れ、「新トヨタミニマム」制定

1978年制定の「トヨタミニマム」に「生活」の視点を取り入れるなど、さらなる飛躍に。

1992
全トヨタ労連結成20周年

加盟組合の組織力アップなどに活動の重点が置かれ、シンボルマークや組合旗なども刷新。

1993
全トヨタ労連20年史「DREAM BALLOONS OF GREEN」発行

記念式典、夢航海(2泊3日の船旅)、グリーンキャンペーンなどの周年事業の様子を掲載。

1995
労連報をモデルチェンジ、「月刊全トヨタ労連」から「Z・ONE」へ

「トヨタはひとつ」を表した命名。組合員一人ひとりの想いが集まる広報誌が誕生。

1995
阪神・淡路大震災への支援活動

全トヨタ労連に対策本部を設置し、義援金や物資の緊急輸送など被災地への支援活動を行う。

1995
賃金引き上げ要求を「率」から「額」へ

グループ内の格差縮小の観点から、賃金の引上げを「率」から「額」へと転換。

1997
「荘川桜2世(飛騨ふるさと村発)」の寄贈・植樹活動開始

荘川桜から育成した苗木を現在までに全国40カ所ほどの施設・団体に寄贈。

1998
ライフサポート制度開始

余暇活用や共済制度に加え、ライフプランやスキルアップなど、生活全般を支援。

1999
春の取り組みで「MY21運動」をスタート

職場の実態や組合の意見を経営側に伝える提言活動。経営側からも一定の評価を得た。

1999
「私たちの強み」発行

国際競争力の観点から、働く私たち自身の強みをまとめた「私たちの強み」を発行。

1999
「雇用対策マニュアル」発行

雇用対策本部を設置し、全加盟組合に対して、不況下での雇用確保を支援。

2001
春の取り組みで「賃金カーブ維持分の明確化」を要求

業績や成果の労働条件への反映の動きが強まる中、賃金水準の担保を初めて要求に盛り込む。

2001
政策シンポジウム「日本の将来をどう考える」開催

社会構造改革に向けた政治・政策活動の一環として、組合員の声を政党などへ直接訴えかけた。

2002
全トヨタ労連結成30周年

記念式典が行われ、全トヨタ労連の方向性などを「HAPPY30コミッティ答申」にて報告。

2003
「何でも相談ダイヤル」を新設

将来への不安を抱く組合員に対して、生涯にわたる生き方支援制度でサポート。

2003
第43回衆議院議員総選挙で古本伸一郎氏初当選

新人候補ながら89.6%の得票率を得て圧勝。民主党政権で政府・党の重要ポストを歴任。

2004
スマイル・リングキャンペーンスタート

自然保護や地域交流の活動などを全国で大々的に展開し、組合員を社会貢献活動につなぐ。

2004
販売労組「正月三が日問題」への取り組みがスタート

労使懇談会などの地道な取り組みにより、正月三が日を完全休業とする販売会社が増加。

2005
愛・地球博への参加

21世紀の「モビリティの夢、楽しさ、感動」をテーマに、トヨタグループのパビリオンを設置。

2006
「10の日本カイゼン計画」を作成

28万人の組合員の声をもとに、国の仕組みや国政についての改善要望を民主党に提言。

2006
「総労働時間短縮3ヵ年計画推進に向けて」がスタート

業績好調による生産拡大と組合員の負荷軽減。相反するテーマに対する取り組みを推進。

2007
「健全な社会づくり」に向けた全トヨタ労連「街頭アピール集会」実施

格差の是正、健全な社会、労働組合の役割…働く者たちの思いを街の真ん中で発信。

2009
「総合雇用対策本部」設置

世界同時不況に伴い、有期契約労働者のための労働相談窓口を設置。加盟組合の支援も強化。

2009
民主党を中心とした政権交代が実現

組織内議員を通した政府への働きかけなど、全トヨタ労連の国政への関わりが深まる。

2010
全トヨタ労連総合保障共済「ゆうゆう」へ移行、新「ゆうゆう」がスタート

「総合保障共済」として生命系保障から損害系保障まで幅広いリスクに対応。

2010
フィールドマンを設置

地方協議会をバックアップするなど、労働組合と地域社会のパイプ役として全国を駆け巡る。

2011
東日本大震災への対応

全トヨタ労連本部内に「東日本大震災対策本部」を設置し、被災組合員や被災地を支援。

2012
全トヨタ労連結成40周年

周年事業として、記念式典、東京ディズニーランド貸切イベント、東北復興支援などが行われた。

2013
有期契約労働者のメンバー化に向けた取り組み

経営者オルグや活動マニュアルなどの展開により、60歳以降の再雇用者が87組合に広がる。

2014
「総労働時間短縮新3ヵ年計画」を展開

36協定を中心に、所定外労働時間、年次有給休暇についての取り組みを推進。

2016
第24回参議院議員通常選挙にて浜口誠氏初当選

将来にわたり安心して暮らせる社会づくりや、雇用・労働環境の充実で支持を集める。

2020
コロナウイルス対策本部を設置

休業による収入減、休業日数の偏り、海外出向者のリスク回避などをサポート。

2021
SDGsの取り組み促進へ

「誰一人取り残されない、持続可能な社会」のために、組合員の自発的な行動を促す。