コラム

1974

秋闘、退職金を統一取り組みに

第3回定期大会
第3回定期大会

‘74秋闘はインフレと不況下での取り組みとなった。自動車産業は減産と減販が行われ、さらに「昭和51年排出ガス規制」値の決定が迫る中、全トヨタ労連では、激しいインフレから生活を守るためのさまざまな取り組みが進められた。このうち、統一取り組みとした退職金については、水準の向上を目指した38組合ではかなりの成果を上げる。販売労組で回答を引き出した18組合のうち、8割が500万円を超え、販売労組全体としては半数の47組合が500万円を上回ることになった。