全トヨタ労働組合連合会50年史
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コラム
全トヨタ労連の歴史で
語り継ぎたい出来事を紹介します
1972
年
全トヨタ労働組合連合(全トヨタ労連)の結成
オールトヨタで働く者の連合組織、74組合10万人を擁する「全トヨタ労働組合連合会」が発足。
1973
年
販売85組合が全トヨタ労連に加盟
全国トヨタ自動車販売労働組合協議会の労組85組合の加盟により、組織機能が強化。
1974
年
秋闘、退職金を統一取り組みに
統一取り組みとした退職金で、販売労組の半数の47組合が500万円を上回る成果。
1980
年
労連歌「明日に向かって」完成
結成10周年を迎える全トヨタ労連が、団結のシンボルとして組合員から「労連歌」を募集。
1981
年
「チエノワ運動」を展開
働く仲間が知恵を出し合い、休日出勤ルールの確立、早時退社などを呼びかける。
1983
年
第37回衆議院議員総選挙で伊藤英成氏がトップで初当選
ロッキード事件で衆議院が解散。伊藤英成氏をはじめ、推薦候補40名を国政に送り出す。
1984
年
研修センター「つどいの丘」オープン
10周年を迎えた全トヨタ労連のシンボルとして建設。組合員以外の利用者にも好評を博す。
1984
年
「秋闘」から「秋の取り組み」へ
総合的な生活の向上を目指して、賃金・一時金以外の労働条件の充実を図る。
1988
年
中部産政研を財団法人化
労働運動の研究のためにスタッフや体制を充実させ、より公益性の高い活動を目指す。
1988
年
「販労連(CND)」が発足
基本理念には「貴重な人生を生きる、一人ひとりの人間を大切にする」が謳われる。
1989
年
’89生活闘争総決起集会、「春闘」から「総合生活改善の取り組み」へ
組合員が自らの人生に夢を持ち、生きがいを感じ、主体的に生きていくために。
1989
年
全トヨタ労連総合共済「ゆうゆう共済」の発足
総合的な共済制度で、不時の備えの負担軽減や共済活動を通じた組織の強化を図る。
1989
年
「SGZ(ステンドグラス全ト)運動」を提言
加盟組合の魅力づくりと価値観の多様化に対応した、新しい組織と活動のあり方を検討。
1990
年
「全トヨタ労連地方協議会」発足
地方行政に対する働きかけなど、より全国的な視野に立った活動基盤の確立へ。
1991
年
91年春の取り組み決起集会、一時金を「春の取り組み」に移行
バブル景気の冷え込みに対応し、労働条件の一括解決へ。ほぼ全組合で同時回答を引き出した。
1991
年
組合員の声を聞く「わいわいキャンペーン」
組合員とのトーク活動や政策討論集会、アクションプログラムの作成などを展開。
1992
年
第16回参議院議員通常選挙で直嶋正行氏初当選
50.27%という史上最低の投票率に終わるも、民社党は比例代表で3議席を獲得。
1992
年
「飛騨ふるさと村」開村式
豊かな自然と自由時間のゆとりを体感できる、組合員の「第2のふるさと」として。
1992
年
時代のニーズを取り入れ、「新トヨタミニマム」制定
1978年制定の「トヨタミニマム」に「生活」の視点を取り入れるなど、さらなる飛躍に。
1995
年
労連報をモデルチェンジ、「月刊全トヨタ労連」から「Z・ONE」へ
「トヨタはひとつ」を表した命名。組合員一人ひとりの想いが集まる広報誌が誕生。
1995
年
阪神・淡路大震災への支援活動
全トヨタ労連に対策本部を設置し、義援金や物資の緊急輸送など被災地への支援活動を行う。
1997
年
「荘川桜2世(飛騨ふるさと村発)」の寄贈・植樹活動開始
荘川桜から育成した苗木を現在までに全国40カ所ほどの施設・団体に寄贈。
1998
年
ライフサポート制度開始
余暇活用や共済制度に加え、ライフプランやスキルアップなど、生活全般を支援。
1999
年
春の取り組みで「MY21運動」をスタート
職場の実態や組合の意見を経営側に伝える提言活動。経営側からも一定の評価を得た。
2003
年
「何でも相談ダイヤル」を新設
将来への不安を抱く組合員に対して、生涯にわたる生き方支援制度でサポート。
2003
年
第43回衆議院議員総選挙で古本伸一郎氏初当選
新人候補ながら89.6%の得票率を得て圧勝。民主党政権で政府・党の重要ポストを歴任。
2004
年
スマイル・リングキャンペーンスタート
自然保護や地域交流の活動などを全国で大々的に展開し、組合員を社会貢献活動につなぐ。
2006
年
「10の日本カイゼン計画」を作成
28万人の組合員の声をもとに、国の仕組みや国政についての改善要望を民主党に提言。
2007
年
「健全な社会づくり」に向けた全トヨタ労連「街頭アピール集会」実施
格差の是正、健全な社会、労働組合の役割…働く者たちの思いを街の真ん中で発信。
2009
年
「総合雇用対策本部」設置
世界同時不況に伴い、有期契約労働者のための労働相談窓口を設置。加盟組合の支援も強化。
2009
年
民主党を中心とした政権交代が実現
組織内議員を通した政府への働きかけなど、全トヨタ労連の国政への関わりが深まる。
2010
年
全トヨタ労連総合保障共済「ゆうゆう」へ移行、新「ゆうゆう」がスタート
「総合保障共済」として生命系保障から損害系保障まで幅広いリスクに対応。
2010
年
フィールドマンを設置
地方協議会をバックアップするなど、労働組合と地域社会のパイプ役として全国を駆け巡る。
2011
年
東日本大震災への対応
全トヨタ労連本部内に「東日本大震災対策本部」を設置し、被災組合員や被災地を支援。
2013
年
有期契約労働者のメンバー化に向けた取り組み
経営者オルグや活動マニュアルなどの展開により、60歳以降の再雇用者が87組合に広がる。
2014
年
「総労働時間短縮新3ヵ年計画」を展開
36協定を中心に、所定外労働時間、年次有給休暇についての取り組みを推進。
2016
年
第24回参議院議員通常選挙にて浜口誠氏初当選
将来にわたり安心して暮らせる社会づくりや、雇用・労働環境の充実で支持を集める。
2020
年
コロナウイルス対策本部を設置
休業による収入減、休業日数の偏り、海外出向者のリスク回避などをサポート。
2021
年
SDGsの取り組み促進へ
「誰一人取り残されない、持続可能な社会」のために、組合員の自発的な行動を促す。