コラム

1984

「秋闘」から「秋の取り組み」へ

販売労組では「やる気、活力を持って働ける労働条件づくり」に取り組む
販売労組では「やる気、活力を持って働ける労働条件づくり」に取り組む

第11期前半期から、従来の「秋闘」の名称を「秋の取り組み」へと変更。これは労使の話し合いを基本とする姿勢を一層強く打ち出すためであった。この取り組みは、賃金・一時金以外の労働諸条件の充実を図ることで、私たちの生活を総合的に向上させていくものであった。「新しい時代を切り開く オールトヨタの新たな活力を」をスローガンに、「トヨタミニマムの定着と前進」「『総合福祉』の充実」「労働条件の長期安定的向上」の3つをテーマに取り組んだ。
具体的には、製造組合では、労使協議制の充実、応受援ルールの確立、ホットタイムなどの取り組みが進み、販売組合では、「やる気、活力を持って働くことのできる労働条件づくり」をテーマに、休日・時間に関する項目と定年延長が重点取り組み項目として推進された。