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2024年10月のテーマは
「ボランティア活動」

皆さんは「ボランティア活動」していますか?

近年、環境問題、貧困、教育格差、高齢化、自然災害など、私たちはさまざまな課題に直面しています。こうした中で、社会に良い変化をもたらす手段としてボランティア活動に関心を持っている方も多いのではないでしょうか。

※Z・ONE10月号では、能登半島地震の救援ボランティア参加者座談会を掲載しています。合わせてご覧ください。

今回はZ・ONEメンバーズの皆さんに「1年以内にボランティアに参加したか」や「どのような活動を行ったのか」「活動を通じて得られたこと・感じた課題」などを伺いました。

ここ1年以内に、ボランティア活動に参加しましたか?

Z・ONEメンバーズの皆さんに、「ここ1年以内にボランティア活動へ参加したかどうか」を伺ったところ、約3割の方が「はい」、約4割の方が「いいえ」と回答。約2割の方が、「まだ参加していないが、機会があればやりたい」と感じていることがわかりました。
全体の半数以上の方がボランティアに対して前向きな姿勢を持っているようです。

それでは実際に参加した人は、どのような活動を行ったのでしょうか。
さっそく、見ていきましょう。

Z・ONEメンバーズのボランティア活動、何をしていますか?

ゴミ拾い、掃除をする

川や道路、里山、海辺など、身近な場所での清掃ボランティアに参加された方が多くいらっしゃいました。誰でも気軽に参加でき、活動後のすがすがしさを実感できるのが魅力なのかもしれません。20代から50代まで幅広い世代の方が参加し、環境を大切にする気持ちは年齢を問わないことがわかりますね。

メンバーズの回答

  • 組合活動の一環で、川の清掃活動に参加しました。(東海理化労働組合 20代 組合員本人)
  • 道路のゴミ拾い清掃。(トヨタ自動車東日本労働組合 40代 組合員本人)
  • 居住地域のボランティア清掃に毎月参加しています。(愛知トヨタ労働組合 50代 組合員本人)
  • 会社で募集をかけていた里山ゴミ拾い。(トヨタ自動車東日本労働組合 40代 組合員本人)
  • 子どもが通う小学校でのゴミ拾い活動に参加。(トヨタモビリティ富山労働組合 30代 組合員本人)
  • サーフィンをやるのでビーチクリーン活動に参加しています。(トヨタテクニカルデベロップメント労働組合 40代 組合員本人)

募金・災害支援に取り組む

募金活動や災害支援に参加された方が多くいらっしゃいました。今年初めの能登半島地震への支援も多く見られ、皆さんの思いやりの心が感じられます。金銭や物資の提供を通じて、できる範囲で被災地を支えようとする姿勢は素晴らしいですね。中には災害復旧の現場でお手伝いをされた方も。それぞれの形で社会貢献する様子が伺えます。こうした温かい気持ちが、きっと多くの人々の力になっているのではないでしょうか。

メンバーズの回答

  • 子ども食堂への募金活動。(トヨタユナイテッド静岡労働組合 20代 組合員本人)
  • 能登半島地震への募金。(青山製作所労働組合 30代 組合員本人)
  • 災害復旧のお手伝い。(トヨタ自動車労働組合 50代 組合員本人)
  • コンビニや飲食店にある募金箱への募金をしています。(三洋機工労働組合 20代 組合員本人)
  • 募金、被災地に物資を送る。(東海精機労働組合 40代 組合員本人)

地域のお祭りやイベントをお手伝いする

地域のイベントやお祭り、スポーツ大会などでボランティア活動をされた方も多くいらっしゃいます。地域とのつながりを深めたり、興味のある分野で貢献したりと、楽しみながら社会に貢献している様子が伺えました。

メンバーズの回答

  • 地域のお祭りボランティアをしました。(ジェイテクト労働組合 40代 組合員本人)
  • 障害のある方のスポーツイベントのお手伝い。(トヨタモビリティ東京労働組合 30代 組合員本人)
  • 地元のマラソン大会の給水係をしました。(トヨタレンタリース石川労働組合 20代 組合員本人)
  • 久屋大通パークでのイベントボランティア、鶴舞公園の映画鑑賞ボランティア、ウィメンズマラソンボランティアなど、自分が楽しめるイベントのボランティア参加をしています。(トヨタ紡織労働組合 40代 組合員本人)
  • 地域小学校のさつまいも掘り体験スタッフ。(デンソー労働組合 50代 組合員本人)

子どもたちや学校をサポートする

子どもたちの教育や安全に関わるボランティア活動に参加している、という声も多くありました。次世代を担う、子どもたちの成長をサポートする活動は、地域の未来を築く大切な取り組み。こうした皆さんの温かい支援が、子どもたちの健やかな成長につながっていくのかもしれませんね。

メンバーズの回答

  • 小学校のボランティアに毎月参加しています。放課後の居場所作りの見守りです。(トヨキン労働組合 40代 組合員の妻)
  • 中学生に弓道を教えている。(アイシン労働組合 20代 組合員本人)
  • 学童保育ボランティア。(岐阜車体工業労働組合 20代 組合員本人)
  • 小学校の児童子供育成会のイベント企画、開催。(フタバ産業労働組合 40代 組合員本人)
  • 子どもの幼稚園の周辺の安全パトロール。(デンソー労働組合 40代 組合員本人)

その他のボランティア活動

その他にも、さまざまなボランティア活動に参加されている方がいらっしゃいました。外国人との交流、福祉イベント、献血、植樹など、幅広い活動が見られます。こうした多彩な活動が、社会をより良くしていくのかもしれませんね。

メンバーズの回答

  • 外国人技能研修生との交流。(大阪トヨペット労働組合 50代 組合員本人)
  • 福祉イベントの運営。(トヨタ紡織労働組合 40代 組合員本人)
  • 献血。(愛知トヨタ労働組合 20代 組合員本人)
  • 木を植える活動。(トヨタ自動車東日本労働組合 20代 組合員本人)
  • 地域文化継続活動を行っています。(トヨタ紡織労働組合 50代 組合員本人)

ボランティア活動を通じて得られたこと・感じた課題

地域の人とのつながりや交流、コミュニケーションが増えた

「ボランティアを通じて地域の人々とのつながりが深まった」という声が多くありました。普段接する機会の少ない方々と交流することで、新たな絆が生まれているようです。こうした経験が、地域コミュニティの活性化につながっているのかもしれませんね。一方で、日常的なコミュニケーション不足を実感したという声もあり、ボランティアがきっかけとなって普段の交流の大切さに気づく方もいらっしゃいました。

メンバーズの回答

  • 多くの人とボランティアに参加し一体感が得られた。また協力的に参加したいと思った。(アイシン労働組合 50代 組合員本人)
  • 地域の人々と絆が深まった!(トヨタ自動車労働組合 20代 組合員本人)
  • 近隣の方とのコミュニケーションがとれてよい。一方で普段のコミュニケーション不足を実感。(デンソー労働組合 40代 組合員本人)
  • 普段喋らない方や世代が全く違う方々と始めは手探りで会話していましたが、最後の方にはみんなでバーベキューする仲になり楽しかったです。お陰で今では人見知りしなくなりました。(デンソーテン労働組合 40代 組合員本人)

環境美化への意識が向上した

ボランティア活動を通じて、環境美化への意識や地域への愛着が高まったという方も多くいらっしゃいました。実際に清掃活動に参加することで、ゴミを出さない、ポイ捨てをしないという意識が芽生えているようです。こうした一人ひとりの意識が、地域環境の改善につながっていくのかもしれませんね。

メンバーズの回答

  • ゴミを捨てる行為をなくす取り組みはないかと考えるようになった。(ネッツトヨタ東埼玉労働組合 20代 組合員本人)
  • 誰かが拾うことを考えると、タバコのポイ捨てなどはするべきではない、と改めて感じます。(トヨタカローラ福岡労働組合 40代 組合員本人)
  • 街の美化に対する意識が向上した。(東海理化労働組合 40代 組合員本人)
  • 自分たちの住む街を自分たちで綺麗に保つのは大事だと改めて感じました。(協豊製作所労働組合 30代 組合員本人)
  • 自分の地域に愛着がわき、きれいに使おうという意識になりました。(フタバ産業労働組合 40代 組合員本人)

達成感を得られた!役に立てるのが嬉しい

ボランティア活動を通じて、達成感や喜び、幸福感を得られたという声も多くありました。人のための行動が、自己肯定感を高めることにつながるのは素敵な循環ですね。ボランティア活動は、個人の成長や社会全体の幸福度向上にもつながっていくのかもしれません。

メンバーズの回答

  • 達成感があって良いと思う。(トヨタ車体労働組合 40代 組合員本人)
  • 人生の幸福度が上がる。(アイシン労働組合 30代 組合員本人)
  • 自分の働きで人を救えると思うとモチベーションが上がる。(アイシン労働組合 10代 組合員本人)
  • 人のために何かをする喜びがあります。(ジェイテクト労働組合 40代 組合員本人)
  • 少しでも困っている人の力になれたら嬉しい。(豊臣機工労働組合 20代 組合員本人)

参加者が少ない

ボランティア活動の課題として、参加者不足を指摘する方も多くいらっしゃいました。特に若い世代の参加が少ないことを懸念する意見が目立ちます。若年層を含め、より多くの方にボランティアを通して社会貢献する魅力を知ってもらうことが重要なのかもしれません。

メンバーズの回答

  • 若い人の参加が少なく残念でした。(アート労働組合 50代 組合員本人)
  • 参加人数を増やしたい。(ジェイテクト労働組合 40代 組合員本人)
  • 参加者がいつも同じ。(トヨタ自動車北海道労働組合 50代 組合員本人)

ポイ捨てやマナー違反、ごみの多さに驚いた

ポイ捨てやマナー違反の多さを指摘する声も多くありました。実際に清掃活動に参加することで、地域の環境問題の実態を目の当たりにし、残念に感じる方も……。ネガティブな意見ではあるものの、こうした気づきが、地域全体の環境意識向上につながっていくきっかけになるのかもしれませんね。

メンバーズの回答

  • ポイ捨てする人が多い。(豊田自動織機労働組合 40代 組合員本人)
  • マナー違反が多いと感じました。(トヨタ自動車労働組合 50代 組合員本人)
  • 意外とゴミが多くて悲しくなる。(トヨタ自動車北海道労働組合 30代 組合員本人)

編集部より

今回のアンケートを通じて、Z・ONEメンバーズの皆さんがさまざまなボランティア活動に参加し、社会に貢献していることがわかりました。

また、ボランティア活動を通じて、地域とのつながりを深めたり、環境意識を高めたり、また達成感や喜びを得たりするなど、個人の成長にもつなげているようです。

ボランティア活動に参加したことがない、参加する勇気がないという方も、まずは身近なところから始めてみてはいかがでしょうか。身近な清掃活動や地域イベントのお手伝いなど、小さな一歩から始めることで、新たな発見や喜びを得られるかもしれません。