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2024年2月のテーマは
「イヤイヤ期を迎えた
子どもの接し方」

イヤイヤ期の子どもにストレスを感じてしまいます。皆さんは子どもとどう接して、ストレスはどう発散していましたか?

今回は、Z・ONEメンバーズの皆さんに、「イヤイヤ期を迎えた子どもとの接し方」を教えていただきました。

子どもの成長過程で2歳前後に迎えるといわれるイヤイヤ期。何をしてもイヤイヤと繰り返し、時には公共の場で暴れ回り、親としては周りの目が気になってしまうことも……。大切な我が子だと思っていても、そんな毎日にストレスが溜まってしまう、という方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、先輩ママ・パパであるメンバーズの皆さんが、どのように向き合ってきたのかアドバイスをいただきました。

イヤイヤ期の子どもへの対応や接し方

今回、ご自身の経験をもとに回答いただいた方は509名で、意見を集約してみると、イヤイヤをしたいだけさせるという意見が多く集まりました。
他にも「ショートコント『イヤイヤ期』が始まったと思うようにする」や「鬼に登場してもらう」など想像力豊かな回答も!? 集まりましたので、早速実際のアドバイスを見ていきましょう!

イヤイヤしたいだけさせる・落ち着くまで待つ

メンバーズの回答で多かったのが、イヤイヤしたいだけさせる、落ち着くまで待つという回答です。
イヤイヤ期とは自立心が芽生え、自分を主張したいという精神的発達でもあります。成長している証だと冷静な対応をしたり、客観的に楽しんだりすることも一つの方法かもしれません。

メンバーズの回答

  • スーパーで寝転がってイヤイヤと言っている時に動画を撮って夫に見せました。その時はイライラしますが、時間が経って客観的に見ると笑えます。(宮城トヨタ自動車労働組合 40代 組合員本人)
  • 今、うちの娘もイヤイヤ期です。今朝もイヤイヤ泣いていて白目になっていましたが、ひたすら本人が納得するまで待ってみました。できたときには「偉いね〜」と褒めちぎってハグしました。(笑)(函館トヨタ自動車労働組合 30代 組合員本人)
  • 黙って落ち着くのを待つ。泣き疲れていつかは諦めるから。(岩手トヨペット労働組合 40代 組合員本人)
  • これが世にいうイヤイヤ期か! と思いながら、自分も体験できたことを嬉しく思いました。この場合はどんな反応をするのだろうと想像しながら、ある一定期間のため楽しみながら接していました。(愛三工業労働組合 40代 組合員本人)

子どもの話を聞く・共感してあげる

続いて多かった回答が、子どもの話を聞いてあげるという声。
どうしてイヤイヤとなってしまうのか、まずは話を聞く姿勢をとり、たとえ内容を理解できなくても、共感してあげたり、「○○だから嫌なんだよね〜」などとイヤイヤの理由を言語化してあげたりすることで、子どもに対して『あなたがイヤだという気持ちはちゃんと伝わっているよ』と示してあげることを大切にしているようです。

メンバーズの回答

  • 理解できないことでも、よく聞いてあげることが大切です。ストレスにもなりますが、後々悩みを一人で抱えずに上手に相談できる大人に育つと思います。(ネッツトヨタ新潟労働組合 40代 組合員本人)
  • 何がイヤなのかちゃんと聞いて共感してあげる。(マルヤス工業労働組合 20代 組合員本人)
  • とにかく子どもの気持ちを言葉にしてあげていました。「○○だから嫌なんだよね〜」「うまくできなくて悔しいんだね〜」「なんだかわからないけど涙が出ちゃうんだよね〜」など、イヤイヤの気持ちに共感してあげるとスッキリするのか、落ち着くのも早かった気がします。(京三電機労働組合 40代 組合員の妻)
  • 基本は受け止める。「嫌だよね~」、「じゃあこっちはどう?」と気をそらす。自分のメンタル的に無理な時は受け流す。「嫌ならやらなくて良いよ~」みたいな。最終手段、こちらもイヤイヤしてみる。(笑)(アイシン北海道労働組合 30代 組合員本人)

一緒に乗り越える方法を考える

一方で、一緒に乗り越えようと、気分転換になることをしたり、子どもとスキンシップをしたり、本気で芝居をして楽しい時間に変えるという情熱的な意見もありました。

メンバーズの回答

  • 昼間はお散歩へ、夜にはドライブに行くなど、子ども自身の気分転換を重要視していました。(トヨタカローラ札幌労働組合 20代 組合員本人)
  • 歯磨きや食事などを人形に代わりにやらせてみると、「私もやるー」と言ってくれる時がある。(デンソー北海道労働組合 30代 組合員本人)
  • 子どもと一緒にバカになる。スキンシップ的な感じでぐちゃぐちゃにすると子どもも笑うので案外こちらの言うことを聞いてくれる。(アイシンシロキ労働組合 30代 組合員本人)
  • 飲み薬はこの世の終わりのように泣きながら嫌がることもありました。それを乗り越えるテクニックとしては、子どもと一緒に小芝居をして、その中で薬を飲むというシーンを設けること。演じる時は私も本気です。スマホで録画しながら2人で演じて、薬を飲むという苦しい時間から、親子の楽しい時間に変わっていました。子どもは大人が思っているより、大人の様子を見ています。(トヨタホーム岡山労働組合 30代 組合員本人)

子どもと一緒に、自分までイライラしてストレスを溜め込んでしまうことを防ぐために、メンバーズの皆さんはさまざまな工夫をしているようです。

それでは、そんなメンバーズの皆さんが、どうしてもストレスが溜まってしまったときには、どのように発散しているのか見ていきましょう。

イヤイヤ期のストレスの発散方法

ちょっと贅沢or楽しい食事

ご褒美のスイーツを食べる、楽しい食事に出かけるなど、食事を通して自分の機嫌をとっているという声が最も多く集まりました。最近ではコンビニでも豊富なスイーツを手軽に購入できるため、自分で贅沢な時間を演出し、テンションを上げることもオススメかもしれません。

メンバーズの回答

  • 自分の機嫌を取ります。ネットショッピングをしたり、美味しいご飯を食べたり、親がご機嫌でいることがいいと思います♪(トヨタカローラ札幌労働組合 30代 組合員本人)
  • 妻と交代しながらお互いにストレスが溜まるのを抑えています。あとは休みの前日に子どもが寝たら、妻と2人でお菓子を食べながら映画鑑賞パーティーをしています。(島根トヨタグループ労働組合 30代 組合員本人)
  • こっそりとおいしいもの、ちょっと高級なものを食べることです。ポイントは「こっそり」。こっそり食べることで特別感が増す気がします。(トヨタ紡織労働組合 30代 組合員本人)
  • 本当に辛い時は、子どもが寝た後に、一人で散歩がてらコンビニにスイーツを買いに行きます。たくさん買って一人で食べます。(HOWA労働組合 30代 組合員本人)

一人の時間をつくる

一人になる時間を定期的に設けて、趣味や好きなことをしてリフレッシュするという声も集まりました。
心も体も思いっきりリラックスをする時間を取ることは大切ですね。

メンバーズの回答

  • 子どもを保育園や旦那に預け、自分一人の時間を作るようにしています。ショッピングが好きなので時間が長く取れた時は一人でのんびりショッピングを楽しんでいます。(トヨタ紡織労働組合 30代 組合員本人)
  • 自分一人で抱え込まず、主人や実家の両親にも協力してもらい、子どもをみてもらい、一人の時間をもらってリフレッシュする。(トヨタ自動車労働組合 50代 組合員本人)
  • 夫婦でそれぞれ一人になれる時間を作る工夫をしたり、子どもが幼稚園へ行っている間に、夫婦で買い物に出かけたりしていました。(アイシン労働組合 30代 組合員本人)

その他

他にも自分だけではなく、家族と協力して乗り越えるなど、独自の発散方法を実践している方もいました。

メンバーズの回答

  • 子どもの動画を撮るといいです!! 動画を撮って家族と共有すると、自然と私はイライラを抑えられました。
    (トヨタL&F札幌労働組合 30代 組合員本人)
  • 自分のイライラの気持ちを抑えるために、「大好き」と言いながら子どもにギューって抱きついています。子どもが今の年齢だからこそできるハグをめっちゃ堪能しています。(笑)(デンソーダイシン労働組合 20代 組合員本人)
  • 今日は何もしない『おサボりデー』を月に1日でも夫婦で作って、リフレッシュをするのがいいですよ。「洗い物?」「浸けておいて」「洗濯?」「貯めといて」。ご飯なんて外食でもコンビニでもいいじゃない! と、1日なーんにも家事をしません! あー来月の『おサボりデー』が待ち遠しい!! そう思えば多少辛くても乗り切れます。(アイシン辰栄労働組合 30代 組合員本人)
  • 現在イヤイヤ真っ只中。これには子どもだけではなく周りの大人(旦那)もイライラしますよね……。そんな中で子どもの泣き声に負けないように、私は全力で歌っています(笑)子どもはこれに引いて泣き止みます(笑)(中央発条労働組合 40代 組合員の妻)

それぞれのご家庭の状況や自分がストレスを感じている事柄にあわせて、自分にピッタリのストレス発散方法を見つけるのがいいのかもしれません。

そして最後に、子育てをしていく中で、メンバーズの皆さんがこれだけは大切にしているという教訓を教えていただきました。

子育ての教訓

個人として誠実な対応をする

子どもにとって、最も身近な大人の象徴が親です。子どもたちは、その親の一つひとつの言葉や態度を、大人の行動として認識し、驚くほどよく見て記憶しています。そのため、たとえ子どもだとしても個人として誠実な対応を心がけるという声が多く集まりました。

メンバーズの回答

  • 親の都合で子どもを怒ったり、言うことを聞かせるためにウソをついたりしないようにしています。あとは、遊んでいて帰る時間が近づいたときは、「はい、帰るよ」ではなく、「あと10分したら帰るよ」と、事前に知らせるようにしています。
    (トヨタエンタプライズ労働組合 40代 組合員本人)
  • 子どもの話は必ずちゃんと目を見て聞くようにしていました。(デンソー北海道労働組合 40代 組合員本人)
  • 子どもは自分の鏡。子どもが自分に対してイヤな行動をしている時は、自分が周りに対して同じことをしているんだと感じ、恥ずかしい思いをしていました。(トヨタカローラ名古屋労働組合 40代 組合員本人)

愛情はちゃんと表現する

言葉やスキンシップで愛情を伝えるという声も多くありました。
お母さん・お父さんはあなたを大事に思っているよ、愛しているよということを、心の中で思うだけではなく、しっかりと言動で子どもに伝えることを大切にしているようです。

メンバーズの回答

  • 毎日「大好きだよ! あなたは素晴らしい」と伝えています。(トヨタL&F札幌労働組合 30代 組合員本人)
  • 「大好き!」と言いながら毎日ハグをしています! 私も娘から愛情をいっぱいもらっています〜。仕事の活力!!
    (函館トヨタ自動車労働組合 30代 組合員本人)
  • 人は誰でも、いつ死ぬかわからない。これが最後の1日だったとしても後悔しないか? を忘れないようにして、毎日必ず、「かわいいかわいい」、「大好き大好き」、「あなたは私の宝物」って伝える。ウザがられるぐらいでちょうどいい。そしたら、子どもはまっすぐ育つ! (トヨキン労働組合 40代 組合員の妻)
  • 自分の子どもでも大切な個人。だからこそ余裕がなくて感情的になってしまった時は、その旨をきちんと伝えて謝る事をしていました! また子どものことをよく見て、必ず一日一つは褒めて、ハグも沢山してスキンシップをしていました。
    (松尾製作所労働組合 10代 組合員の母)

たくさんのことに挑戦させる

頭ごなしに否定や反対をせず、できる限り子どものやりたいようにやらせてあげることを大切にしている声も集まりました。 時には危なっかしいことや失敗をすることもあるかもしれませんが、子どもが自ら考え、行動し、成長していくためには、口を挟みたくなる気持ちをグッとこらえて、見守ることも必要なのかもしれません。

メンバーズの回答

  • すぐに否定せず、気持ちに寄り添って、自分でやろうとしていたこと、前向きな気持ちを大切に見守っています。また旅行やおでかけを通して、新しい環境や初めての体験にもワクワクした気持ちで取り組んでいけるように働きかけていきたいです。(豊田自動織機労働組合 30代 組合員の妻)
  • 子どもがやりたい! と言った事は出来る限りやらせてあげる事。何か怒られるような事を子どもがした時にも、頭ごなしに怒らずに、どうしてそれをやったのか理由を聞くようにしています。(東海理化労働組合 20代 組合員本人)
  • なるべくやりたいことはやらせてあげたいと思っています。将来の選択肢を増やすためにも、可能性があるものが少しでも多くあるようにしてもらいたい。(光精工労働組合 20代 組合員本人)

一方で冷静に、自分自身の心と向きあったり、気負いしすぎたりしないように子育てをすることを大切にしている方もいました。

メンバーズの回答

  • まだこの世に生まれて数年しか経っていないんだから、何もできなくて当たり前。ゼロの状態からすべて教えていかなきゃいけないんだと思って子育てしていました。(アイシン辰栄労働組合 40代 組合員本人)
  • 子どもは育てるものではない、勝手に育つ。親は支柱のように支えるだけ。(豊田自動織機労働組合 30代 組合員本人)
  • 「今だけ」って思いながら、子育てしています。忙しい時に呼ばれた際にも、「ママ」って言われるのも今だけ、と思っています。(デンソーダイシン労働組合 20代 組合員本人)

編集部より

ご自身の実体験を活かしたさまざまな考え方やストレス発散方法が集まりました!
子どもの成長や特徴にもそれぞれ個性があり、また、育児をする環境も各家庭によって異なります。必ずしもすべてを実践することは難しいかもしれませんが、集まったアドバイスを参考に育児と向き合いつつ、ストレス発散をしてみてください。

今回アンケートに回答をしてくれた先輩パパ・ママのメンバーズの方々は、きっと今、イヤイヤ期に悩む皆さんを応援してくれていると思います。