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2024年1月のテーマは
「コミュニケーション」

職場の人との距離を縮めるためにしていることを教えてください。

今回は、Z・ONEメンバーズの皆さんに、「職場の人との距離を縮めるためにしていること」を教えていただきました。

職場では、同僚、上司、部下、関連部署の人、取引先企業など多くの人と接し、共に協力をし、指示を出したり出されたり、仲間とコミュニケーションを取りながら仕事を進めているのではないでしょうか。
その中で、なぜか皆さんから信頼される人、誰とでも仲良くなれる人はいませんか? そういう人は、もしかしたら距離の縮め方が上手いのかもしれません。
相手との距離の縮め方は、職場だけではなく、プライベートでも役に立つことでしょう。

職場の人とコミュニケーション取れていますか?

今回の質問には、2,035名のZ・ONEメンバーズの皆さんに回答を送っていただきました。
半数を超える方はコミュニケーションの距離感に悩むことはないようですが、半数弱の方は、職場の人との距離感に悩んでいるようです。
10人に4人の方が悩んでいると考えると、かなり大きな数字ではないでしょうか。

それでは、Z・ONEメンバーズの皆さんが、どのようにコミュニケーションを取っているのか、皆さんの回答を見てみましょう。

職場の人との距離を縮めるために何をしていますか?

「職場の人と距離を縮めるために、日頃から何かしていることはありますか?」と尋ねたところ、Z・ONEメンバーズの皆さんから1,476件の回答をいただきました。

まずはやっぱり「挨拶」

メンバーズの回答の中で圧倒的に多かったのが挨拶をするという声。年代性別を問わず「積極的に自分から」「大きな声で」「笑顔で」挨拶をしているという方が多くいらっしゃいました。
元気に挨拶をしてくれる相手には親しみを持ちやすく、自然と距離も縮まりますよね。

メンバーズの回答

  • ニコニコ笑顔で挨拶。(メイドー労働組合 20代 組合員本人)
  • 自分から元気な声で挨拶をするようにしています!(東海理化労働組合 50代 組合員本人)
  • 挨拶は欠かさずしています。朝は特に「この人に挨拶したかな?」と迷うなら挨拶します。それがもし2度目だったとしても悪く受け止められることはないので。相手の年齢に関係なく自分から挨拶するようにしていると、自然と話やすくもなりますし話されやすくもなります。(デンソー労働組合 50代 組合員本人)
  • とにかく挨拶は大事! 人と話すのは苦手だけど、挨拶をすることで話せることも増えている気がします!
    (トヨタ自動車北海道労働組合 20代 組合員本人)
  • 自分から挨拶、挨拶が返ってこなくても続ける、続けていると不思議と全ての方が挨拶を返してくれるようになります。会社だけじゃなく地域でも同じです。(デンソー労働組合 50代 組合員本人)

世間話や雑談を楽しむ

コミュニケーションの取っ掛かりとして、相手を知り、自分を相手に知ってもらうために、話をすることを選ぶ方も多くいらっしゃいました。相手を知ることで、より良いコミュニケーションを築くことができ、チームのパフォーマンスも上がります。
またテレワークやチャットでの会話が多くなったからこそ、対面で会う機会を大切にしている方も多いようです。
コミュニケーションのためのみならず、雑談が思わぬヒントになった経験を持っている方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。おしゃべりが役に立つこともあるようですね。

メンバーズの回答

  • 自分からグイグイ話かける。仕事の話をしない。一緒に働いている時は必然と仕事の話になるので、休憩時間や私語はプライベートな話を聞くことが多いです。(松尾製作所労働組合 30代 組合員の妻)
  • 報連相よりも雑草(雑談、相談)を意識しています!些細なことでも毎日言葉を交わしてコミュニケーションを取る事が大事だと思っています。(ネッツトヨタゾナ神戸労働組合 40代 組合員本人)
  • 打ち合わせの前か後に少しだけ雑談をして、コミュニケーションが円滑にいくように心がけています。
    (デンソー労働組合 20代 組合員本人)
  • 自分から話すタイプではないですが、知っている人とは世間話をするようにしています。迷惑をかけるようなことが起きてしまっても、相談しやすい関係になっていると精神的な不安が減らせます。(松尾製作所労働組合 30代 組合員本人)

さらに踏み込んで「ちょっとした」悩み相談をする

「相談をする」という回答も挙がっていました。相談をされると、「この人に信頼されているんだ」と思ってもらいやすく、親密度が上がる傾向にあるようです。
さらに皆さん「ちょっとした」「軽い」といったキーワードを添えていました。あまり重い内容の相談は、これから距離を縮めようとする人に対しては適さないため、世間話の延長程度の軽いニュアンスの困りごとを話題としていることがうかがえました。

メンバーズの回答

  • 相手が得意そうな自分のプライベートなことを相談してみる。(デンソー労働組合 40代 組合員本人)
  • ちょっとした日常会話や困りごとの共有をするようにして話をする機会を設けるようにしています。
    (小島プレス労働組合 30代 組合員本人)
  • 若手社員としてまだまだ分からないことが多くあるため、その際は先輩社員に積極的に相談することで会話するきっかけを作っています。(東海理化労働組合 20代 組合員本人)

礼儀と感謝、相手への敬いは忘れずに

「親しき仲にも礼儀あり」というように、フランクな間柄になることも大切ですが、良好な関係を築くためには同時に「互いを理解し尊重し合う」間柄であることも必要でしょう。そんなご意見も多く集まりました。

メンバーズの回答

  • 笑顔を絶やさない。感謝を忘れない。互いを尊重する。(トヨタ紡織労働組合 20代 組合員本人)
  • 積極的に挨拶をしたり、話かけたり、感謝を伝えたりしています。ありがとうと言ってもらえると自分も嬉しいので相手にもたくさん伝えるように心がけています。(茨城トヨタ自動車労働組合 20代 組合員本人)
  • 後輩から仕事等の相談がある時は、作業の手を止めて話を聞くようにしている。(共和レザー労働組合 20代 組合員本人)

その他

皆さん、色々な方法でコミュニケーションを取っていることがうかがえます。

メンバーズの回答

  • おいしいものをシェアする。休憩時間にはお菓子を食べながらおしゃべりです。(ネッツトヨタ岩手労働組合 60代 組合員本人)
  • 「何か意見ある?? 何でもいいよ!!」と話かける癖を付けている。(トヨタ紡織東北労働組合 30代 組合員本人)
  • プライベートの話を積極的にする。特に同年代の子供がいるパパと苦しみを共有しあう。(豊田自動織機労働組合 20代 組合員本人)
  • 自分の業務に余裕がある時に忙しい人に声をかけて仕事を手伝ったり、昼食時には仲の良い人と会話を楽しんだりしています。また上司や先輩に対しては敬意を忘れないことは前提に、しっかりと頼ることも大切にしています。
    (トヨキン労働組合 20代 組合員本人)

最近の状況ならではの工夫

テレワークや、オフィスに固定席を作らないフリーアドレスでのコミュニケーションの工夫も届いています。

メンバーズの回答

  • Teamsなどのテレワークツールを活用しつつ、対面でのコミュニケーションを重要視している。対面に勝るものはないが、場面に応じた使い分けが必要。(デンソー労働組合 30代 組合員本人)
  • Teamsチャットなどをつかって業務の情報共有や、あまりむずかしくないちょっとした質問を尋ね合ったりしています。
    (デンソー労働組合 40代 組合員本人)
  • フリーアドレスであることを活用して、コミュニケーションを取りたい人の隣に座るように心がけている。
    (デンソー労働組合 40代 組合員本人)

そもそも、距離を縮める必要があるのかという意見も複数いただきました。
業務内容により状況は異なることと思いますが、一般的には職場の人と上手くコミュニケーションを取ることで、仕事が円滑に進みやすくなり、またエンゲージメントが向上すると言われています。親しくなることで意見交流が活発になりやすくなり、新しいアイディアも生まれやすくなります。
特に後工程の相手や部下に対しては、信頼感や業務効率に良い影響を与えるのではないでしょうか。

コミュニケーションのためのイベント、何をしていますか?

続けて、「職場の人とコミュニケーションを取るために、飲み会やイベントを開催していますか? それは具体的にどんなことをしていますか?」という質問に、1,217名のメンバーズにお答えいただきました。
圧倒的多数の方の回答が「飲み会」でした。コロナ禍以降今も飲み会はありませんとの声も多くありましたが、ここ最近は開催されることも多くなっているようです。
飲み会に替えてランチ会、会社のイベントや、有志でのスポーツなどの趣味の集まり、女子会など、様々な方法で交流をしているようです。

メンバーズの回答

飲み会(忘年会・歓送迎会も含めて)

  • 飲み会に参加している。普段話さない人と話すようにしている。(トヨタ紡織広瀨労働組合 30代 組合員本人)
  • 飲みでも席がない立食ビュッフェは色々なテーブルをまわれてよかったと感じた。(豊田自動織機労働組合 40代 組合員本人)
  • 飲み会があれば参加するようにしている。飲み会は仕事と思わず、上の人ともフランクに話すようにしている。
    (東海理化労働組合 20代 組合員本人)
  • コロナ禍が明けて、部長の発案で、お誕生日会を開いています。場所はお誕生月の人が行ってみたい店にしています。先月はホルモン焼きのお店でした。メンバー8人の誕生日が、いい具合にバラけていて、3月までは毎月開催できそうです。
    (ネッツトヨタ岩手労働組合 60代 組合員本人)

飲み会に替えて、ランチ会を開催している方も多数

  • 子供さんがいる方も多いので飲み会じゃなくとも女子会やランチなどに月に一度位行って、日頃の愚痴などたくさんみんなで話してストレス発散しています。(トヨキン労働組合 20代 組合員本人)
  • 適度な人数で女子会をして、好きなこと、嫌なことも話して笑って美味しいものを食べる。主婦層が多いのでランチ会が多い。(デンソー労働組合 40代 組合員本人)
  • 飲み会はコロナ以降開催していませんが、ランチ会を何か理由を見つけて開催しています。(林テレンプ労働組合 40代 組合員本人)

イベント・スポーツ・趣味の集まり・女子会など

  • 他のエリアの人とも合わせてご飯に行ったり、お昼休みに組合のレクで玉入れ等行ったりして、交流を深めています!
    (豊田自動織機労働組合 20代 組合員本人)
  • 職場のみんなで牧場に行ってソーセージ作りをしました。形の異なるソーセージに大盛り上がり。(デンソー労働組合 20代 組合員本人)
  • 飲み会を少人数で3ヶ月に1回ぐらい開き、近況の話や職場の悩みなどを相談しあっています。女の子同士で休みに買い物に行ったり映画館に行ったりランチに行ったり仲良くしています。(愛三工業労働組合 30代 組合員本人)
  • キャンプや釣りなどへ行く自職場以外のメンバーも誘い交流を深めている。仕事以外の話ができる事で職場での会話も増えた。(アイシン労働組合 30代 組合員本人)
  • 女子が主ですが、自分が美味しかったお菓子を持参して分けたり楽しそうなイベントを見つけたら共有したりしています。
    (トヨタL&F近畿労働組合 50代 組合員本人)
  • 毎月体育館を予約して、職場の人とバドミントンを行っています。また、職場で関わるだけでは気づかなかった意外な一面も見られ、一緒に運動していくうちに自然と仲良くなれました。(青山製作所労働組合 20代 組合員本人)
  • 飲み会だけでなく、ゴルフコンペや趣味の登山に誘うなど、積極的に声をかけています!(豊田自動織機労働組合 30代 組合員本人)

ただし、「今どき古い」「業務時間外や休日に参加したがらない人がいる」「実際に集まらないから開催しなくなった」「ランチ時間はゆっくり食べることに集中したい」といった意見も集まっています。
あくまでも強制はせずに、楽しい時間を過ごせるイベントとしたいですね。
また、普段からのコミュニケーションも大切だとの声も届いています。

メンバーズの回答

イベント以外でも

  • 子供が小さいので飲み会等の参加はしていませんが、上司は休み時間に必ずコミュニケーションを取ってくれます。
    (デンソーダイシン労働組合 30代 組合員本人)
  • イベントや飲み会に頼らなくても良いように、日頃から積極的に業務に必要なことも、そうでないことも会話するようにしています。意味のない雑談に、意外と意味があると思っています。(デンソー労働組合 40代 組合員本人)
  • 飲み会やプライベートのことを話すのが得意ではないので、イベントなどは開催していません。その代わり他部署の人と会話をする時に、可能な限り本題から少し離れたところの会話(この間の○○大丈夫でしたか?お礼なども含む)から入ろうと努力をしています。(京三電機労働組合 30代 組合員本人)

編集部より

コロナ禍でのテレワークの導入や飲み会自粛により、職場でのコミュニケーションの取り方も大きく変わったことが多かったと思います。Teamsなどのチャットツールやオンラインミーティングを使ったコミュニケーションも多くなりましたが、対面の時を大切にし、またチャット・オンラインミーティング時の雑談で交流しているという方もいらっしゃいました。

職場でのコミュニケーションは、仲間との信頼関係を築き、業務上の情報共有がスムーズに行われることにより仕事がしやすくなり、またストレスも軽減されます。

コミュニケーションの取り方も、今では飲み会のみならず、職場での日々の挨拶や雑談、レクリエーションなど多岐に渡ります。ぜひコミュニケーションの機会を大切にし、よりよい職場環境を築いていきましょう。