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Z・ONEコネクト

Z・ONEメンバーズの皆さんから
お寄せいただいた
「ちょっと気になること」
「みんなに聞いてみたいこと」の中から、
毎月、話題(テーマ)を絞って
ご紹介していきます!

2023年10月のテーマは
「食品の値上げ対策」

昨今の相次ぐ食品の値上げ対策と、節約のために考案した「安い食材で作る代用レシピ」を教えてください。(20代 組合員本人)

原材料価格の高騰やロシアのウクライナ侵攻、急激な円安などが原因で、食品の値上げが相次いでいます。食事は私たちが生きていくために必要不可欠。値上げは日々の暮らしを直撃するため、少しでも負担を減らそうと工夫する家庭も多いのではないでしょうか。今回はZ・ONEメンバーズの皆さんに、相次ぐ値上げにどう対処しているのかを伺いました。

食品の値上げ対策

今回は1,528名のZ・ONEメンバーズの皆さんに、最も重視して対策していることを伺いました。一番多かった回答は、「食材の無駄を減らす(461名)」。次いで、「外食を控える(386名)」「チラシなどで検討し、安いスーパーを探して買いに行く(328名)」「安い食材に置き換える(155名)」と続きます。「特に気にしていない」人は198名で、結果80%以上の人がいずれかの対策を行っていることがわかりました。
併せて、「安い食材でつくる代用レシピ」を伺ったので、さっそく見ていきましょう。

安い食材(もやしや豆腐、こんにゃくなど)でかさ増し!

多くの人が、もやしや豆腐、こんにゃく、野菜など、値上がり幅の少ない食材を加えて料理をかさ増ししていました。中でも、「野菜炒めや焼きそばに“もやし”」「ハンバーグに“豆腐”」を入れてかさ増しをするという回答が複数ありましたよ。

メンバーズの回答

  • 安いもやしで具材のかさ増しをしています。もやしは少し足が早いですが、栄養価もあって安くてお腹もいっぱいになり満足しています。(東久労働組合 30代 組合員本人)
  • 鶏ひき肉に、豆腐と細かく刻んだエノキを入れてかさ増ししたつくね。(ジェイテクト労働組合 30代 組合員本人)
  • お米を炊くときに白滝を入れてかさ増し。(トヨタ自動車東日本労働組合 20代 組合員本人)
  • オートミールと豆腐と鶏ひき肉を混ぜてかさ増ししたチキンナゲットです。(ウエインズトヨタ神奈川労働組合 20代 組合員本人)
  • ハンバーグやピーマンの肉詰めなどをつくるときには、豆腐やもやしでかさ増ししている。(フタバ産業労働組合 30代 組合員の妻)
  • ちくわを半分に切り、豚バラ肉のスライスを巻きかさ増しします。フライパンで火が通るまで焼き、甘辛醤油でからめて出来上がり! ちくわと一緒にエノキを入れて巻いても美味しいです。(アイシン労働組合 50代 組合員本人)

★かさ増しレシピ

  • 節約といえば、もやし! もやしを炒めて卵で固め、お好み焼きみたいなカタチに。水分を完璧に飛ばすまで焼くのがポイント。カニカマやネギをのせて、餡を別でつくってかけ、かさ増しかに玉風の出来上がり。私は甘めの餡が好みです。
    (豊田自動織機労働組合 30代 組合員本人)

豆腐やちくわ、鶏肉などで、食材を代用

牛肉の代わりに、牛ミンチや豚肉、鶏肉を使用。豚肉や鶏肉の代わりに、ちくわや厚揚げを使用。唐揚げは鶏モモ肉ではなく鶏ムネ肉でつくるなど、さまざまな代用アイデアが集結。カロリーが低い、さっぱりした味わいになるなど、節約面以外のメリットのあるレシピもたくさん紹介していただきました。

メンバーズの回答

  • ホタテの代わりにエリンギ。案外似ていて美味しいです。(三互労働組合 30代 組合員本人)
  • 牛肉や豚肉を鶏ムネ肉に置き換える。先日、鶏ムネ肉の青椒肉絲をつくりました。(林テレンプ労働組合 40代 組合員本人)
  • 焼き茄子に鰻の蒲焼きタレをつけて焼き、なんちゃって蒲焼きを日本酒の肴にする。(豊田自動織機労働組合 60代 組合員本人)
  • 唐揚げを高野豆腐でつくります。(ネッツトヨタ札幌労働組合 30代 組合員の妻)
  • 焼きそばの麺で、茹でないナポリタン。(小島プレス労働組合 40代 組合員本人)
  • カレーの具材、お肉の代わりに厚揚げ。(豊田合成労働組合 30代 組合員本人)

★代用レシピ

  • 水を切った豆腐とツナでつくるつくね! 豆腐がお肉みたいに感じてとても美味しいです!(トヨタモビリティパーツ 宮城・山形支部労働組合 20代 組合員本人)

野菜をたっぷり使用

「地元の直売所で安く手に入る」「家庭菜園で育てている」など、野菜はほかの食材に比べて値上げの影響を受けにくい場合も。たくさんの人が野菜をたっぷり使った料理で、健康的かつ美味しい食事を楽しんでいました。

メンバーズの回答

  • 「カボチャ、ニンジン、タマネギ、トマト、ピーマン、ナスのラタトゥイユ(ごった煮)」。野菜はあまり値上がりしていないため、200円程度で4人前はつくれます! 調味料を入れなくても、トマトとカボチャの味で十分楽しめて健康的です。
    (ジェイテクト労働組合 20代 組合員本人)
  • ニンジンとタマネギの割合を増やした、野菜たっぷりミートソース。(豊田自動織機労働組合 20代 組合員本人)
  • もやしと鶏肉を茹でて、少しピリ辛に味付けにした和え物。おかずにもつまみにもなります。(キンテック労働組合 30代 組合員本人)
  • 家庭菜園で多くの野菜を栽培。労力はかかるが、食費(野菜)の購入が大幅に減った。野菜メインの料理が増えた。
    (トヨタ紡織九州労働組合 40代 組合員本人)

★野菜レシピ

  • もやしメインで、あとは好きな野菜を千切りにした「野菜とんぺい」。キャベツがあるとなおよし! 野菜と少しの豚肉で野菜炒めをつくり、卵でオムライスのように野菜炒めを巻いてお好み焼きソース、マヨネーズ、青のりでしっかりお好み焼き風のとんぺい焼きです!
    時短でお安く、しかもボリュームもあって、ごはんのおかずにもお酒にもあいます! キムチも一緒に炒めて、卵で巻くときにチーズも入れるとなお美味しいです!(大阪トヨタ自動車労働組合 50代 組合員本人)

その他の節約レシピ

これまで紹介した以外に、野菜の皮などを使う、値段が安定しているきのこや納豆などを使うという回答もありました。お肉は安い豚こまを使う、大容量を買って冷凍するなど、工夫しながら取り入れている様子も伝わってきました。

メンバーズの回答

  • お値段が安い豚こまに片栗粉をまぶして丸めて使うと、ボリュームアップもするし、お肉も柔らかく美味しくなります。
    (トヨタカローラ名古屋労働組合 30代 組合員本人)
  • ブロッコリーの茎の部分をきんぴらごぼう風に切って、醤油と砂糖、胡麻油で甘辛く味付けして炒める。
    (トヨタ自動車労働組合 60代 組合員本人)
  • 牛乳を片栗粉で固めてつくる牛乳餅。お腹もいっぱいになって美味しい。(トヨタモビリティ東京労働組合 20代 組合員本人)
  • お肉を厚揚げに巻いて焼く、節約焼肉。(ネッツトヨタ香川労働組合 40代 組合員本人)

★そのほかの節約レシピ

  • えのきにしょうゆ、みりん、砂糖で味付けをして、片栗粉をつけて揚げるとパリッと唐揚げみたいに美味しくなります!!(ネッツトヨタ道都労働組合 30代 組合員本人)

編集部より

2023年に値上げされた飲食料品は、7月12日時点で3万品目を超えました。2022年の価格改定品目数2万822品目(値上げ率は平均14%)を上回り、過去最大級の値上げラッシュになっています。
今回のアンケートでは、多くの家庭で日々の食費を見直して、出費を抑える努力をしていることがわかりました。 印象的だったのは、健康をしっかり考えた節約レシピが多かったこと。 食事を減らすのではなく、工夫で値上げラッシュを乗り切ろうと知恵を絞るご家庭が多いのがすばらしかったです。皆さんの節約アイデアを、今日からの食卓にぜひ取り入れてみてくださいね。