就職から退職後まで、これからの人生にはどのようなイベントが想定され、いくらかかるのか。おおよその費用を紹介します。
20代〜40代編
「マイカー購入」:例:約200万円
(アクア 1.5L オプションなし 車両価格 ¥1,886,760+税金諸費用 ¥120,237)
車両本体価格の他「各税金」「自賠責保険料」などが必要。また、維持費として「自動車税」や「任意保険料」「駐車場代」「ガソリン代」などがかかります。
※全トヨタ労連調べ
※参考:トヨタ自動車(株)HP
「結婚」:約469.7万円
結婚には、個人差がありますが、結婚費用(平均額約469.7万円)や新生活準備の費用(平均額約72.3万円)がかかります。計画的に準備しましょう。
※結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用の総額の平均
※中央ろうきん「トータルライフプラン講座」より
結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用総額(推計値)
結納・会場費 | 14.2万円 | 両家の顔合わせ・会場費 | 6.3万円 |
---|---|---|---|
婚約指輪 | 35.9万円 | 結婚指輪(2人分) | 24.3万円 |
挙式・披露宴費用 | 359.7万円 | 新婚旅行費用 | 61.6万円 |
新婚旅行土産 | 11.2万円 |
※各金額は、費用が発生した人の平均金額
「出産」:約42.5万円
「出産手当金」「育児休業給付金」「医療費控除」など、もらえるお金や戻るお金があるので手続きを忘れずに!
※実質的な負担額は出産一時金(42万円)との差額
※出産・育児に関する実態調査2016(赤すぐ総研調べ)
「マイホーム購入」:約4,039万円
通勤や子どもの教育環境など、さまざまな要素を十分に検討し、住宅ローンは返済計画を見越して立てましょう。
※一戸建て(土地付注文住宅)の場合
マイホーム購入の平均値
購入価格 | 平均年齢 | 手持金 | |
---|---|---|---|
戸建て(土地付注文住宅) | 約4,039万円 |
37.2歳 |
約450.2万円 |
戸建て(建売) | 約3,337万円 |
39.0歳 |
約302.0万円 |
マンション | 約4,348万円 |
42.7歳 |
約705.6万円 |
※2017年度・全国の住宅取得の平均値
「教育費(1) 幼稚園〜高校」:約540万円(公立)・約1,770万円(私立)
子どもの教育費は進路により大きく変わります。学資保険や自動積立などの金融商品で早くから準備をしましょう。
※幼稚園(3年)〜高校までの学習費総額
※中央ろうきん「トータルライフプラン講座」より
1年間にかかる教育費
幼稚園 |
小学校 |
中学校 |
高校(全日制) |
|
---|---|---|---|---|
公立 |
約23.4万円 |
約32.2万円 |
約47.9万円 |
約45.1万円 |
私立 |
約48.2万円 |
約152.8万円 |
約132.7万円 |
約104万円 |
※1人あたりの学習費総額。学校教育費・学校給食費、学校外活動費を含む
50代〜60代以降編
「教育費(2) 大学」:約249万円(国立)・約502万円(私立)
大学・短期大学への現役進学率は57.9%(平成30年度)。加えて、受験料や受験時の宿泊・交通費がかかるほか、親元を離れての進学にはより費用を準備する必要があります。
※4年制大学に通う場合
※中央ろうきん「トータルライフプラン講座」より
初年度にかかる教育費
授業料 |
入学金 |
施設設備費等 |
合計 |
|
---|---|---|---|---|
国立 |
約53.6万円 |
約28.2万円 |
約1.7万円 |
約83.5万円 |
私立(平均) |
約87.8万円 |
約25.3万円 |
約31.3万円 |
約144.4万円 |
「子どもの結婚への援助」:約189.4万円
結婚費用に関して、76.5%の親・親族が援助をしているという結果が出ています。
※中央ろうきん「トータルライフプラン講座」より
「親の介護」:約425万円
75歳以上で何らかの要介護の認定を受けた人は23.5%。両親に介護が必要になったらどうするのか、早くから考えておきましょう。
※公益財団法人 生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する全国実態調査(速報版)」(介護費用(月額)平均7.8万円/介護期間平均54.5ヶ月)より算出
「住宅リフォーム」:約759.6万円
築年数が経過するにつれ、住宅のメンテナンスやリフォームが必要になり、その平均額は戸建て約758.8万円、マンション720.2万円となっています。
※平成29年度 住宅リフォーム実例調査報告書より/住宅リフォーム推進協議会
「老後の備え(夫婦)」:約3,944万円
老後を夫婦2人で暮らすための「最低日常生活費」は月額22万円。「ゆとりある老後生活費」は月額38.3万円程度と考えられています。厚生労働省によると、現状では、夫婦(会社員の夫・専業主婦の妻)の年金の平均受給額は218,681円。豊かな老後にそなえて、資金計画を立てましょう。

※1 中央ろうきん「トータルライフプラン講座」より、ゆとりある老後生活費(月額38.3万円/2人分)を65歳〜85歳まで必要とした場合
※2 厚生労働省「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」より年金の平均受給額男性165,668円(厚生年金)女性53,013円(国民年金)を使用