基本理念/綱領

基本理念

トヨタはひとつ

トヨタ車の製造・輸送・販売を通じて密接に影響し合い、お互いの立場を尊重しながら、グループ全体の活力向上を目指す。

  • 運命共同体としての気持ちのつながりを持ち、トヨタはひとつとなって労働運動全体をリードしていく。
  • 私たちの最大の強みは、決めたことは全加盟組合が必ず実行するということにある。
  • SGZ(ステンドグラス全ト)、すなわち「個々人そして各加盟組合の主体性発揮による輝き・魅力がひとつになってこそ、グループ全体の輝きが増す」との精神を全加盟組合が共有し、それぞれの活動を積み重ねていく。
  • 単にわれわれだけが幸せになるということではなく、社会をリードする労働界のリーダー的集団として、「トヨタはひとつ」となりその範を示していく。とりわけ、政策・制度については、他人任せにするのではなく、自ら考え、行動していく。

労働条件の長期安定的向上

その時々の短期的な企業業績に直接左右されることなく、長期安定的に労働条件を向上させていく。

  • 働く者の生活の安定と企業の発展は車の両輪」という考え方に基づき、労使が相互に信頼し合い、相互に責任を果たす企業・グループ労使関係を構築していく。
  • 「賃金・一時金」はもちろんのこと、「労働時間・働き方」など、質的な観点を含めた総合的な労働条件を長期安定的に労働条件を向上させていく。
  • また、働く者の実質生活を向上させるという観点から、企業・グループ労使だけでは解決できない政策・制度課題の解決に向けた活動を積極的に推進していく。

綱領

全トヨタ労働組合連合会に結集するわれわれは、全組合員の英知と団結のもとに、労働組合の目的、使命を自覚し、自由で民主的な労働者で組織するあらゆる組合と協力し、労働者の社会的、経済的地位の向上をはかり、もって平和で豊かな福祉社会実現に貢献する。このため、次の原則を確認した活動を進める。

1.自主的、民主的運営

われわれは、労働組合が労働者の自主的な組織であることを確認し、外部からのあらゆる圧力、干渉を排除し、自主的運営を行うとともに、組合員相互の友愛と信義を基調にした自主的運営に徹する。

2.社会的使命

われわれは、労働者の生活向上が産業、企業、ひいては社会全体の健全な発展につながることを確認するとともに、労働者が社会の中で生産のにない手として、社会的使命を有することを確認した活動を進める。

3.労使相互信頼

われわれは、労使関係を労使対等の立場に立って、相互理解と信頼の精神に基づき対処することを基本とする。

4.創造的活動

われわれは、常に新しい時代に即応し、幅広い視野と長期的な展望に立った創造的活動を進める。