第29期地議連統一テーマ登録(サンプル)
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項目 現状 (他自治体との相対比較、過去取組み状況など) 課題・問題意識 選定 項目★ 組合員目線 ①交通安全 【免許返納者へのタクシー初乗り料金補助の実施】 高齢者の自動車運転事故が多発している。なかなか免許返納がすすまない傾向は地方ほど多く、移動手段の希薄さが要因となっている。 自身の予定に合わせ移動可能なタクシーであるが、近場での利用において初乗り料金に対する経済的負担感は大きい。そこで利用を促すため、初乗り料金の補助が有効である。 ★ ②道路 【主要幹線道路や交差点の渋滞解消に向けた改善】 朝夕の通勤時間帯の渋滞解消、通勤・通学環境の安全性、利便性の向上は、住民は元より労働者団体からも根強く出ている課題である。 国道や県道の渋滞緩和に対して、市トップ自らが陳情するなど積極的な働きかけが必要である。また県道394号線の佐野二本松交差点、裾野市役所北交差点の渋滞対策(右折レーンの設置)は、駅西区画整理事業の完了年の令和12年度を待たずして、早期に改善する取り組みが必要である。 ③防犯 【街路の明るさ確保は、市が主体的に行う】 裾野市の歩道は暗く防犯上に問題があるとの声が転入者より多く出されている。 市道の安全確保は道路管理者の責務である。道路区画線やグリーンベルトと同様に、夜間の照度確保による歩行者の安全確保施策は、地域に委ねるのではなく、道路管理者として市が主体的に整備を行うことが必要である。 ④防災 【多くの市民が強く望む身近な公園・緑地の創出】 緑豊かな安全空間の創出は、身近なコミュニティ創出の場として欠かせない場所である。また住民からも身近な場所で子供たちを見守り、遊ばせることができる公園や自然災害時などの防災対策機能を持った公園・緑地を望む声が根強くある。 子育て世代が、市内の公園を選んで活用できる環境は、本市での子育て環境の充実を測る指標であるが、現在は残念ながら優位性は低く、不足に対する声と相関がある。また、防災対応機能を持った公園として整備することで、地域の安心・安全につながることから、複合した目的を考慮した創出も必要である。 ⑤子育て・教育 【途中入園にも対応できる保育体制の強化】 子育て世代の住みたい、住み続けたいという思いを実現させるためには、働きながら安心して子供を育てられる環境が絶対条件である。 子育てしながら働く保護者、育休からの復帰を目指す保護者にとって、子供を安心して預けられる場の確保は必要不可欠であり、その確実な育休明けの入園が必要であり、育休から仕事に復帰する家庭と入園の状況について、早期に検証をすることが必要である。 ⑥福祉・介護 【障がい者基幹型相談支援センターの創設】 経済的に自立している障がい者が、安定した生活を送ることができるよう相談に応じ、支援する機関の設置が求められている。 生活上の問題による退職を未然に防ぐほか、未就労者への継続的かつ連続的な支援計画により、過度な給支援に依らないその人らしい暮らしを支援することが可能となり、結果扶助費の抑制に寄与するものである。 -67-

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