第29期後半期 統一テーマ登録
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項目 現状 (他自治体との相対比較、過去取組み状況など) 課題・問題意識 選定 項目★ 組合員目線 ①交通安全 交通安全対策の強化 将来目標:交通事故が減少し交通事故による死傷者数が少ない安全な街 交通事故を減少させ、学校、警察署等関係団体と連携を図るとともに、校区ヒヤリ地図の危険個所や通学路の安全対策を行うため、交通安全施設や歩道の整備、踏切の改良を進めています。また、自転車の安全利用に向けた啓発及び自転車駐車場の整備について検討を進めています。 道路は、幹線道路整備がなかなか進まないなか、市内に入ると旧市街地は、未改良道路や道幅が狭く歩道確保も難しい個所があります。インフラ整備には予算や時間もかかるため、ソフト的な対策が必要。また、関係団体との情報交換も必要。 ②道路 豊川市の道路交通網の充実 将来目標:道路交通の円滑が図られ安心して通行できる環境整備のまち 主な手段:①道路整備②幹線道路整備③橋りょうの長寿命化④狭あい道 路対策⑤道路等維持補修 市内全域の市道における未改良道路について拡幅や舗装を行うことで快適な道路環境を構築する。 都市計画道路の幹線道路や市内生活道路の整備を進めるなか、緊急時の避難路確保のため、狭あい道路の解消に取り組むとともに、計画的な橋りょうの長寿命化対策が必要。特に、豊川市の基幹となる「国道23号蒲郡バイパス」「東三河環状線」「国道151号一宮バイパス」事業等の推進が重要であるが、国・県との連携が必要。交通安全対策上インフラ整備は急務であるが、予算や時間を要する。関係団体との情報交換も必要。 ③防犯 防犯対策の強化 将来目標:犯罪が起きにくく、市民が安心して暮らしているまち 犯罪対策を強化するため。防犯灯や防犯カメラの設置経費に対する支援を行っている。また、防犯ボランティア団体の活動に必要な装備品購入に対する支援を行うとともに、防犯パトロールを継続して実施することで、市民生活の安全確保に努めている。 防犯ボラアンティア団体や防犯啓発パトロール事業の高齢化が進んでおり、活動を支援し地域の防犯力低下の課題がある。今後、地域防犯に対する啓発と活動経費に対して活動支援費を補助アップする必要がある。 ④防災 防災対策の推進 将来目標:被害を最小限に抑えるため行政と市民が協働し災害に備える 南海トラフ地震への対策として、耐震改修に係る各種支援を継続することで耐震化の促進に努めるとともに、災害時のリスクの低減を目的にブロック塀の撤去等に対して補助を行っている。また、自主防災会の活動に対する支援を継続するとともに、防災マップ作成や研修実施などによる防災意識の啓発活動を実施している。 この地域は近年大きな災害に見まわれておらず、地域住民の防災意識が低いように思われる。地域における防災人材を育成し、地域防災力の向上を図る必要がある。そして、土砂災害については、県の危険個所区域調査(指定)は進んでいるが、住民への啓発のみであり、ハード対策等は進んでいない。開発許可の権限は県であり、災害指定後の対策は県が主導して行う必要があると考える。 ⑤子育て・教育 子育て支援の推進 将来目標:安心して子どもを生み育てやすい環境が整っているまち 少子対策として子育て支援の充実を図るために、放課後児童健全育成事業や保育所における加配保育の充実を図り、新たに保育室へ空調を整備し、保育・教育環境の向上を図る。 老朽化している公立保育園の整備に併せて民間保育所の建設支援を行うことで、保育必要量を確保していく。さらに、安心して出産、子育てできる環境づくりを行っていく。病児・病後児保育の推進、市内すべての保育室へのエアコン整備、産後ケア及び産前・産後ヘルパー利用への支援や子どもの成長に応じた相談支援を実施に取り組む必要がある。 ★ ⑥福祉・介護 高齢者福祉の推進 将来目標:高齢者が自立し、生きがいのある生活を送っているまち 高齢者相談センターの体制を強化するとともに、認知症総合支援事業 の推進、地域展開による介護予防事業の充実を図ることで、地域包括ケアシステムの構築を推進します。 地域包括ケアシステムの充実とともに、生きがいある環境の提供という面から、高齢者交通料金助成を充実させることにより、高齢者が社会とのつながりを持ち、社会への参加を促すことで、自立した生きがいのある生活を送ることができるようにする取組みが必要がある。

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