第29期後半期 統一テーマ登録
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全トヨタ労連 29期(後)統一テーマ テーマ登録シート 嶋口グループ 1.市町の課題状況について 項目 現状 (他自治体との相対比較、過去取組み状況など) 課題・問題意識 選定 項目★ 産業 目線 ①中小企業支援 ・碧南市の企業を支援する産業情報サイト「碧南企業応援NAVI」を開設し、国・県・市それぞれの施策を見える化している。 ・信用保証料補助金や償却資産新規取得補助金、IT活用促進補助金、防災力向上支援など、提案した多くの支援策を実現している。 ・コロナ禍の中、行政による企業訪問やアンケート調査を実施しており、生の声を反映している。 ・中小企業振興基本条例はないものの、碧南市として市内中小企業を守るという考え方はしっかりと持っており、市独自の政策も数多くある。 ・引き続き、中小企業の経営者の生の声を集め、新たな施策に繋げていく必要がある。 ②企業誘致 ・臨海工業地帯には、155社が進出し、操業をしている。 ・平成22年度から会派として新たな工業用地の確保を提言しており、愛知県から緑地譲渡を受けた臨海2号地の土地4.5haを工業用地化、令和元年度には都市計画マスタープランを策定し、北部工業用地を指定した。 ・また新産業では、航空宇宙ロケットを研究開発している“PDエアロスペース”が操業している。 ・現在、臨海部の工業用地には空きスペースがなく、市内中小企業も近隣市に流出している。 ・令和元年10月に策定した都市計画マスタープランで農地から工業用地に変更することができたものの、民間主導の開発となったため、道路や下水等のインフラ整備が遅れている。 ・近隣市への流出企業を防止するとともに、新産業の企業を誘致できる施策が必要である。 ★ ③人材確保 ・中小企業には新たな人材確保が困難な状況ではあるが、リモートを活用した人材確保に向けて投資している企業も出てきた。 ・人材確保のための企業合同説明会に出展するための補助制度や近隣高等学校への説明会等を実施している。 ・令和元年度よりインターンシップの補助制度を創設している。 ・碧南市で生まれ育った若者が、大学進学のために首都圏に流出し、そのまま就職するケースが多い。 ・UIJターンを促す更なる施策の充実が必要である。 ④産業道路環境 ・R247号線(衣浦豊田道路)は4車線化に向けた工事が始まっているものの、未だ完成を見ず、慢性的な渋滞を引き起こしている。 ・衣浦トンネル以南の道路は市道(港南1号線)であり、巨大地震が発生した場合、構造上の問題から液状化する可能性が非常に高い。 ・衣浦豊田道路の高浜高架以南の拡幅工事を完了させるためには、橋梁を2橋架ける必要があり、莫大な費用が必要とされるため、早期の完成をめざし、国・県に引き続きの要望活動が必要である。 ・港南1号線の液状化対策は10ヶ年計画で開始されているが、若干の遅れが見えるため、事業の進捗状況をチェックし、提言する必要がある。 碧南市 所属議員 石川 輝彦 ・ 神谷 悟

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